塾講師のバイトは短時間からの勤務も可能なうえに高時給ですが、中には無給で残業に追われたり無茶な要求をされる「ブラック」であるとの噂も…。果たして塾講師のバイトは楽なのでしょうか?結論からすると、「ブラックバイトにひっかかなければ、かなり優良なバイト」だと言うことができます。
なぜ、塾講師が楽なバイトといえるのか、この記事で塾講師バイトの「オイシイ話」を3つご紹介します。ブラックな塾講師バイトの求人にひっかからないためにこちらの記事も是非参考にして下さい。
楽な3つの理由
座りながら働ける
飲食業や接客業のバイトでは、ほぼ立ちっぱなし動きっぱなしで肉体的にな疲労が大きいです。バイトが終わる頃には脚がパンパンということもあります。つまり、体力的に楽だということですね。
ちなみに、塾講師と同じくらいの時給のバイトというとパチンコのホールでのバイトが挙げられます。今でこそ少しずつパチンコ店の環境もよくなってきましたが、タバコの煙が充満した店内で、爆音のような音楽が鳴り響き、重たいドル箱を何箱も運ぶ…といった業務をしなくてはならないことも少なくありません。塾講師と同じくらいの時給を稼ごうとすると、このように大変な肉体労働であってもおかしくないのです。
一方、塾講師のバイトは基本的には座って行います。集団授業で教壇に立っている間は別ですが、それでも生徒が問題を解いているときにある程度、見回りをしてまだ時間があるようなら座ることも可能です。
個別指導であれば、授業中に立って指導することはありません。コールセンターなどを経験した人だとわかると思いますが、ずっと座りっぱなしというのも案外つらいものです。個別指導は基本は座っての指導ですが、教材をコピーしに行ったり何らかのタイミングで少し立つことも可能です。基本は座って指導し、座ったり立ったりすることに対しても、ある程度自由がきくので体力に自信があまりない人でもバイトの後にドッと疲れることなく働けます。
自分の今までの知識でできる
飲食業や接客業では立ち居振る舞い、メニューなど、事細かなことをイチから覚えなくてはりません。それを覚えなければ仕事になりませんので、バイト初日からかなりのプレッシャーがあるでしょうし、バイトが終わってからもマニュアルなどを何度も読んで覚えるということが必要になります。つまり、暗記することがなくて楽だということです。
塾講師はいままで自分がしてきた勉強が業務内容に直結しているので、新たに何かを覚え無くてはならないということも少ないのです。多少忘れていることがあれば、授業前の予習で理解し直す必要はありますが、知識ゼロの状態からものごとを覚えるわけではありません。忘れていることを思い出すだけなので、きっと参考書などをみれば「あー、そうだった」と容易に思い出すことができるでしょう。その点ではストレスが少なく楽なバイトということができます。
年上に対する緊張感が少ない
生徒は「お客さん」であることは間違いありませんが、他の接客業と比べるとお客さんでありながら自分が指導する立場という珍しいスタイルです。通常の接客業であれば、様々な年代のお客と接しなければなりませんし、自分より年齢の高いお客を相手に物怖じしてしまうこともあるでしょう。なかには、頑固な年配のお客に理不尽な要求をされて参ってしまったというのもよくある話です。つまり、変に緊張しなくていいから、気をつわかなくて楽だということです。
しかし、塾講師は教える生徒は浪人生や社会人の通塾生を除けば、ほとんどの顧客が自分より年下ばかりです。浪人生や社会人のいない塾であれば生徒は全員年下です。バイトに本格的な保護者対応をさせる塾はブラック以外ほとんどありませんので、保護者への対応はあまり気にしなくてかまいません。年上の方への接客に苦手意識のある人でも塾講師であればのびのびと働くことができるはずです。
自分のためになることばかり
塾講師は他の業種と比べると楽なバイトということができると思います。それに加えて自分のスキルを向上させコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力といった就職活動などにも役に立つ経験を積むことができます。楽なうえに、就活にも役に立つということで一石二鳥という訳ですね。
さらに、相手のレベルに合わせて話したりものごとを説明する力は就職活動だけでなく、社会人になってからも後輩の指導にも役立つはずです。飲食店のバイトで覚えたメニュー表などはその場限りでは役に立ちますが、一生役に立つスキルとはいえません。塾講師のバイトで生涯役立つスキルを身につけることができるのは大きなメリットといえます。なぜ就職活動に塾講師バイトで培ったスキルが活きるのかはこちらを御覧ください。
参考リンク
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