塾講師のバイトといえば学生がやるもの…というイメージが強いですが、主婦でも塾講師のバイトをすることは可能です。「学生の時に塾講師をやっていたけれど、またやりたいな」「ちょっとしたお小遣い稼ぎに…」という理由で塾講師バイトを考えている主婦もいるでしょう。
しかし、主婦だからこそ家事との両立ができるかどうか、ブランクがあって業務についていけなかったらどうしようという学生とは違った心配事がでてくるかもしれません。この記事では、主婦が塾講師のバイトをするにあたって生活面や業務面での心配を解決していきます。
目次
生活面
夜ご飯はどうしてる?
塾講師のバイトは夕方~夜にかけての勤務になるので、家族の夕飯が18時~20時くらいという家庭なら出勤前に食事を用意することになると思います。
筆者も主婦をしながら塾講師のバイトをしていた時期がありました。夫が昼勤と夜勤の交代勤務でそれに合わせて食事の準備をしなくてはならなかったので、昼は朝から16時までパートに出て、買い物をしがてら17時前後に帰宅し、そこから夕飯を40分程度で作って、18時10分の出勤に間に合うように家を出ました。
ご飯は朝の出勤前に炊飯器にセットし、バイトのない日に保存のきくおかずをつくりおきしておくと30~40分もあれば品数豊富な夕食を準備することができます。レンジで温めて食べてもらえるように、レンジ対応の食器を揃えておくと便利です。
変則的なシフトだけど、大丈夫?
塾によってばらつきはありますが、たいていは小学生の授業が16時や17時ごろから、一番最後の授業が終わるのが22時くらいが一般的ではないでしょうか。すべてのコマに入る必要はありません。夫の帰宅前には家にいなければならない、子どもが習い事のお迎えに間に合うように…などそれぞれ都合があるでしょう。
例えば、夜は20時くらいまでで週に2~3日を希望しているなど「面接の時に勤務可能な時間や日数をはっきりと伝えておく」と無理なく家事と塾講師バイトを両立することができます。塾にもよりますが、雇う側も主婦の帰宅時間には配慮を示してくれることが多く、多少長引きそうなときも帰れるように配慮してくれることも少なくありません。
業務面
ブランクがあるけど、大丈夫?
業務面で心配なことといえばブランクではないでしょうか。自分の知識に強い自信があれば別ですが、忘れてしまっている内容があったり、指導要領の改定などで、自分の時代には勉強しなかった内容があったりと不安要素が少なからずあるのではないでしょうか。
しかし、塾で使用しているテキストを借りて、あらかじめ予習しておくことで対応可能ですし、わからないことは正直に同じ科目や学年を担当している先生に質問することで解決できることがほとんどです。
また、面接時に内容面で不安を感じていると言えば、小学生や中学1年生など比較的内容が簡単な学年の生徒の担当につけてもらえるかもしれません。勉強面以外の業務面では、塾内での業務の流れ(例えば、ミーティングの有無や授業日報の書き方、細かなルールなど)についていけるか心配になるかもしれません。このことに関しては研修や勤務初日に説明してもらえるのであまり心配する必要はありません。
職場で働く人がほとんど学生だけなのに、場違い感はない?
塾講師のバイトは学生がほとんどであることは事実です。そのため、主婦にとってはちょっとした場違い感を感じるかもしれません。学生の塾講師バイトも、学生講師同士ではタメ口で話していても主婦講師と話すときはたとえ主婦講師が後輩であっても敬語…と気を遣っている印象を受けることもあります。
しかし、学生が学校行事や留学で出勤できない期間に代わって出勤したり、反対に家庭の事情で出勤できない時に学生の講師に出勤してもらうなど協力し合うことで「職場の仲間」として馴染んでいくことは十分可能です。
また、落ち着きや包容力など学生講師よりも年齢を少し重ねているからこそ出せる良さもあり頼られることもあるので、ただ年齢の差や立場の差だけで「浮く」ということはないでしょう。
参考リンク
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