この記事では塾講師バイトの面接を受ける際や塾講師のアルバイトで勤務する女性の服装についてご紹介します。「スーツでお願いします」と面接時や勤務時に服装が指定された場合、コーディネートに悩まず済んでラッキーと思うかもしれませんが、スーツの時こそ常識やセンスが試されるものです。
スーツ指定であっても、色や柄、インナー、スカートにするのかパンツにするのか…など考え出すと何を着ていけばいいかわからなくなってしまいますよね。だいたいのコーディネートは決まっていても、「この格好では浮く…?」と心配な方もいるでしょう。
塾ですでに働いている塾講師の雰囲気がわかればそれに合わせるのがベストです。もしわからなくても、この記事を参考にコーディネートしてみてください。面接や初勤務で「あの先生ってちょっと浮いてるよね…」と生徒や講師から思われないためにもしっかりチェックしていきましょう。
目次
スーツの種類は?リクルートスーツでもいい?
一番無難なスーツは、黒の無地です。大学の入学式にリクルートスーツを兼ねて購入した方もいるのではないでしょうか。黒の無地のスーツであれば、服装規定の厳しい塾であってもまず問題になることはありません。
真っ黒でなくてもチャコールグレーや紺色であれば塾講師バイトの面接や勤務で問題になるということはまずないでしょう。もう少しオシャレな感じでもよければ、黒やチャコールグレーや紺色にストライプが入ったもの選んだり、ベージュやモスグリーン、焦げ茶色のスーツを着てもよいでしょう。こなれた感じを演出できます。襟は定番のノッチドラペルが無難ですが、ショールカラーなど定番に近いかたちのもであればよいでしょう。
色や無地であること、襟などの形に指定がある場合は、冬場はツイード素材、春先には薄手のポンチ素材などスーツの素材で遊んでもさりげないオシャレが楽しめます。ボタンはすべて留めます。一つだけ留めない男性とは異なりますので注意しましょう。留めていないと「だらしない」「非常識」と思われてしまいます。
インナーの色や柄、形は?
一番無難なのは、白色のブラウスです。襟はスタンダードカラーであれば無難ですが、少し遊び心をつけるならボウタイやフリルのついた襟もよいでしょう。襟をジャケットの外に出すか、中におさめるかは、どういう印象を与えたいかによって自由に選んでOKです。どちらもマナー違反にはなりません。
柄はストライプなどシンプルなものはかまいませんが、花柄や水玉などシンプルな柄であっても、柄のあるものはカジュアルとみなされるので注意しましょう。白以外の色を着たいのであれば、薄いピンク、クリーム色のブラウスであれば顔映りがよくなり明るいやわらかなで親しみやすい印象をあたえることができるでしょう。薄い水色は知的な印象をアピールできます。シーンによって色を使い分けることができれば上級者です。
スカートにする?パンツにする?
スカートでもパンツでもどちらでもOKですが、女性の礼装はスカートです。しかし、塾講師アルバイトの面接や勤務で礼装を意識する必要はさほどないでしょう。好みのほうで問題ありません。スカートならば、女性らしい印象を与えられるメリットがありますし、パンツは動きやすく作業がしやすいというメリットがあります。
スカートでしたら膝が隠れるくらいの丈が好ましいです。膝丈のスカートでは、椅子に座った時に上がってしまい思ったより脚が丸見えになることがあり、はしたない印象を与えます。座った時に短いスカートで授業をすると、生徒づてに保護者に伝わり、保護者からクレームが入るのも実際にある話です。パンツでしたらヒールを履いた時に少しヒールにかかるくらいの長さを選びましょう。スカートもパンツも丈が合っていないとみっともないものです。
サイズは合っていますか?
また、体型に合わないだぼだぼしすぎていたり、ピチピチのスーツを着ているのも好ましくありません。ジャケットの肩のところがぱつぱつ、反対にジャケットに着られているようなサイズ感では格好がよくありません。特にボトムスはお尻や脚のラインはサイズ感が顕著にあらわれ、ピチピチだと下着のラインが強く響いてしまい恥ずかしい場合もあるので体型に合ったものを選びましょう。
素足はNG!
スカートであってもパンツであっても素足はNGです。スカートであれば必ずベージュなど肌の色に近いストッキングを着用しましょう。パンツでもショート丈のストッキングか靴下を履きます。靴下は派手な色は避け、柄の派手な物、キャラクターものもやめましょう。
くるぶし丈のスポーティーなものも、いわゆる「ジャージに革靴状態」で恥ずかしいので避けましょう。黒やグレーなどが無難ですが、インナーの色に合わせるとオシャレですよ。例えば、インナーが薄いピンクなら、深みのあるワインレッドのような色や同じ薄いピンク、インナーを薄い水色にしたら、靴下も薄い水色か紺色というふうにすると馴染みが良いです。
小物は?
パンツスタイルなどでベルトをする場合は、スーツの色に合わせて、やや細めのものを選ぶとスマートに見えます。スーツであっても少しカジュアルな雰囲気でよいのであれば、スカーフを取り入れておしゃれを楽しんでもよいでしょう。スカーフの柄は派手すぎないものがベターです。
まとめ
いかがでしょうか?女性のスーツ選びは、選択肢が多くて非常に難しいかもしれませんが、この記事に書いてあるものはすべて無難なものをご紹介しているので、どの塾でも恥ずかしくないスーツ選びの参考になるはずです。