今回の記事は、塾講師バイトをはじめてみたものの、思い描いていたイメージと現実とのギャップがあり、「塾講師のバイトを辞めようかな…」と思っている人に向けた記事です。まずは、現状の悩みを理解しましょう。その次に解決策を掲示していきたいと思います。よろしくお願いします。
さて、塾講師のバイトを始めてみたものの
- 業務が想像と違っていた
- もっとうまくできると思っていたのにこんなはずではなかった
とギャップを感じている塾講師も多いでしょう。それと同時に、
- こんなに大変なのってうちの塾だけ?
- 自分の忍耐力や処理能力が低いだけなのかな?
という悩みもでてくるかもしれません。いわゆる、「隣の芝生は青い」かもしれないという心理状態ですね。それでは、具体的に塾講師の悩みあるあるをご紹介していきますので、あなたには心当たりがないか見てみてくださいね。
目次
うまく教えられなくても落ち込む必要はない!
わかりやすく説明しているつもりなのに、自分の伝えたいことが伝わらない…。こんなことが続くと、
- 塾講師に向いていないのではないか
- 生徒に迷惑をかけているのではないか
と不安が募ります。
誰だって最初から上手に教えられるわけではない!
教えることが簡単にできれば、どの塾講師も苦労しません。むしろ、塾講師をしていても「指導力は上がらない」という可能性が高いのです。なぜならば、研修制度がしっかり整っていないからです。もちろん、多くの学習塾で、講師に対して「研修」を行います。しかし、多くの場合で「インプットだけの研修」しかしません。多少、研修の成果をチェックするためのテストのようなものはありますが、せいぜい1〜2回程度しかありません。何十回も繰り返し、フィードバックをもらって指導をするという環境はありません。このサイトでは、指導力を上げるためのコンテンツをご用意しておりますので、合わせてみてみてください。
残業が多い。労働時間がながい。
仕事内容は生徒に勉強を教えることだと思って、応募した塾講師も少なくないでしょう。しかし、教務の他に、「事務作業」とひとくくりで求人案内に書かれているケースが多いです。具体的に言うと、
- 事務などの電話番
- 掃除
- プリント整理
- 定期テスト対策の莫大な量の教材研究
- 宣伝用の広告やグッズづくり
- 既存の生徒に新しい生徒を呼び込ませるような勧誘活動
など様々な業務で授業が終わっても帰ることができない。おまけに時給もつかないといった境遇におかれてしまうとは想像もしていなかったはずです。明らかにブラックな職場です。
どうしたらいい?
しかし、
- サービス残業なんてよくある話
- サービス残業しないと塾自体がまわっていかない
- 他の塾講師も対応しているし自分だけ断るわけにもいかない
- 他の部分に不満はないので辞めたくない
といった場合はどうしたらよいのでしょうか。こちらの記事
にうまく対処するコツを書いておきました。
プレッシャーがすごいかかって、精神的につらい。
生徒や保護者は成績を上げるため、志望校に合格するために通塾して(させて)います。塾講師としては、当然その期待に応えなければというプレッシャーにかられます。
「もし生徒の成績が上がらなかったら…」
「もし生徒が志望校に落ちたら…」
自分のせいで生徒の人生が狂ってしまうのではないかと不安を感じて悩んでしまう塾講師もいるかもしれません。とくに真面目で責任感の強い方ほどこういった悩みを持ちがちです。
悩みを1人で抱えこなまいで
しかし、すべての責任が塾講師にあるわけではありません。そのことを知れば気持ちが楽になるはずです。とはいえ、授業を手抜きしていいというわけではありません。気持を楽にもちつつも、どのように授業をしていけばよいのかこちらの記事
を参考にしてみてくださいね。
コミュニケーションがうまくいかない
もともとコミュニケーションが得意でなく、コミュニケーション能力を身につけるために塾講師になったという方もいるでしょう。生徒、講師仲間、保護者といった周囲の人たちとコミュニケーションがうまくとれないと、なんとなく居心地が悪く感じてしまうかもしれません。しかし、そこで立ち止まっていてはコミュニケーション能力を身につけることができません。
コミュ力を上げるコツ
- 自分からあいさつをする
- 相手の目を見て話す
- わからないことは積極的に聞いてみる
- できたことをほめる
- 相槌をうちながら話を聞く
といった基本的なことを徹底するだけでもコミュニケーションがとりやすくなります。コミュニケーション能力についてはこちらの記事に上達方法を細かく説明しておきました。
まとめ
塾講師のバイトは、想像していたイメージと違っていることもあるかもしれません。職場を変える前に知っておいてもらいたいことは、塾講師の採用試験に合格して採用されている時点で、適正能力があると判断されているということです。記事を参考にしつつうまくやっていける範囲ならよいのですが、
- 「やっぱり自分には合わなかった」
- 「もう無理だ」
と感じたら職場を変えるのも一つの方法です。せっかくですから、「待遇がよい」「指導力が向上する」といった職場環境がいい塾で働けるようにしましょう。このサイトでは、働きやすい学習塾を厳選してご紹介していきたいと思います。
参考リンク
オススメの塾講師応募サイトはこちら