こんにちは。今回は、東進衛星予備校の塾講師バイトの評判についてです。実際に、東進衛星予備校で2年間働いたことがあるベテラン塾講師の方にインタビューをして、働いていた時の体験談をまとめました。「働きたいけど、塾のアルバイトってどんな雰囲気なんだろう?」というように、東進衛星予備校で働こうと考えている人はこの記事を参考にしてください。
※東進衛星予備校は直営店・フランチャイズ店があり、ほとんどの体系は同じですが、フランチャイズ店の場合は教室によって制度や勤務環境が異なります。ご了承ください。
目次
質問その1「働いている人はどんな感じの人が多い?」
普通の塾や予備校といえば、講師が黒板の前に出て、硬い授業ないようを話、黙々と受けるといったものが普通だと誰もが思います。しかし、東進にはそれがありません。
生の授業ではなく、有名講師たちの授業を録画してパソコンを見ながら受けるのが最大の売りです。そのため、全国どこにいても同じ質の授業内容が受けられるのです。予備校の中に講師がいるわけじゃないのですね。在席しているのは各校舎の室長と、事務員とチューターなのです。チューターは進路相談を主に受け持っている人たちです。
基本的には、東進の卒業生がそのままチューターになります。なので、東進での塾講師アルバイトといえば、事務やチューターになってしまいます。直接生徒にものを教えるといった内容ではありません。ここで賛否が割れるところでもあります。勉強を教えるといったバイトがしたいのなら、東進はちょっと違う方向性になります。事務職が強くなるので、進路相談や来校者の受け付けなど、生徒のサポーターとしての役どころになります。採点や生徒の成績管理を任されるので、勉強の悩みや励ましなど、精神面でのサポートが必要とされます。
質問その2「働く時の服装は?スーツ?白衣?」
スーツです。東進のチューターはスーツ着用を義務付けられています。
質問その3「給与体系は?月にいくら稼げる?」
最初の頃は、基本的に時給は1000円前後です。その後、バイトリーダーになると、1500円にアップします。最低でも1年は必要でしょう。ただし、人手が足りない場合は、半年近くでバイトリーダーに昇格することができます。
質問その4「不満はなかった?」
チューターはパソコンを使い、生徒の学習状況や成績の変化をチェックし、生徒とグループ面談や個別面談をして生徒の悩みについて一緒に考えたり、生徒と向き合い、常にサポートしています。そのため、勉強を教えたいという人はやりたいことが実現しないかもしれません。しかし、個別指導に近い形で勉強を教えることになります。
一つ問題があるとすれば、講師の個性が強すぎるので、好き嫌いがはっきりし、性格が合わないといったことだけでしょう。授業を受ける側としてはこれほどの好条件はないのです。そのためバイトで入るとなると、教えるよりも事務と相談役に入ります。
具体的には、資料作成や運営の管理、生徒たちのサポート役で活躍していくのです。週一であるグループミーティングに参加し、生徒の面談日を設けて相談していきます。
質問その5「やっててよかったことは?」
そのため、受験の知識よりも「どうやって勉強のモチベーションをあげさせるか」「今後どういう目標でいくか」「生徒が勉強に向かうために励ますにはどうすればいいのか」といったものを提供していくことになります。たまに生徒から授業の質問に答えることはあるでしょうが、疑問を挟まないシンプルな授業内容なので、ここで分からないとなると、教えるよりも自分で解決するように導いてあげる方が、のちのち、その人のためになるかもしれません。
ここでつまずくとなると、今後の授業がすべて分からなくなるのと一緒です。ですので、根気あるサポートが必要になります。こういったケアや事務が苦手な人からの評判はあまりよろしくないですし、反対に生徒の成績が上がって喜ぶ顔を見るのが好きといった方にはぴったりなバイト先になります。空いた時間にバイトをするといったスタンスよりも、生徒たちの能力を伸ばすための手伝いをしていると思ったほうが気楽にバイトすることができます。
まとめ
ネットの評判は往々にして良くも悪くも飛び交います。悪評ばかりが目立ってしまう昨今のネット事情ですが、東大でもどこの大学でも、どれだけ素晴らしいシステムが揃っていようとも結局、最後は本人のやる気で合格が決まるのです。
そのため、東進の塾講師の仕事が事務に近いものであっても、生徒たちのサポートがしたいという方には東進衛生予備校がとても向いています。給料もそこそこなので、一度面接に行ってみることをおすすめします。
参考リンク
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