学習塾バイトのリアルな口コミと体験談「理系2年生編」

今回も「リアルな口コミ」シリーズをご紹介していきます。実際に学習塾でバイトとして働いている大学生を中心にアンケートをとり、働いている現場の様子を具体的に感じていただけるようなコンテンツとなっています。

バイト経験者の口コミ

今回紹介するのは、都内の有名私立大学に通う2年生の山本くんです。それでは、早速プロフィールから見ていきましょう。先に一言で山本くんを表すと「天才型ゆえ、塾講師に悩む先生」です。

山本さんのプロフィール

  • 大学2年生の男性
  • 理系
  • 都内有名私立大学
  • 過去に1度、個別指導塾のバイト経験あり
  • 担当教科は「国語」「英語」「小論文」

彼はこのシリーズで初めて「過去に学習塾のバイト経験あり」の人です。彼の話を聞いたところ、1つ悩みとして挙げていたのが自分はいわゆる天才型であり、努力型でやってきた訳ではないから、できない人の気持ちが分かるかどうか不安」ということでした。実際、彼は英語の勉強をほとんどしてきませんでした。それでセンター試験90%以上を取り、最難関大学に合格した実力の持ち主です。1番驚いたのが、「英単語を勉強したことがない」ということでした。才能90%+努力10%でやってきた「天才型」の人間が塾講師というバイトに対して何を感じながら働いているのかみていきましょう。

①どんな時にやりがいを感じますか?

生徒が「あ、わかった」というリアクションをしたとき

回答に対するコメント

やっぱり塾講師って、今まで分からなかったことが、分かるようになった時の生徒の顔を見ると嬉しいですよね。

②塾側にどんなところに不満を感じていますか?

特にありません。

回答に対するコメント

素晴らしいですね。

③生徒と接していて、悔しかったり、もどかしく感じた経験はありますか?

ありますが、それをマイナスに捉えたことはありません。

回答に対するコメント

このポジティブな考え方って非常に大切なことです。悔しさを感じるということは自分の理想と現実にギャップがあるからですよね。そのギャップを埋めていけば、理想通りになる訳ですから。

④入る前と入った後で、ギャップを感じる場面はありましたか?

とくにないです。

回答に対するコメント

彼は、事前に勤務先の様子を下見していた経験があります。そのため、ギャップを感じなかったのでしょう。

⑤自分が成長した点はありますか?

「自分が伝えたいこと」を相手に伝えるのではなく、「相手の内から出てくるよう」に仕向けられるように努力しています。話し方や技法を身につけようとすることで、コミュニケーション力が幾分成長したように感じます。

回答に対するコメント

前回もお話したように、指導の仕方には「押し」と「引き」のやり方があります。この指導方法については別の記事で詳しくまとめていこうと思います。

⑥サービス残業をしたことがありますか?また、何をしましたか?

ありません。

回答に対するコメント

素晴らしいです。

(他の塾を経験した人だけ)今の職場と前回の職場とのギャップは何ですか?

前回の職場はマニュアル通りの業務で古風な教え方、すなわち「一方的で画一的な教え方」から抜け出せていませんでした。しかし、今の職場は、教師ひとりひとりの資質と努力次第で教え方も変わるので、現実(目の前の生徒)をよく見ている点で前回の職場と大きく異なります

回答に対するコメント

この「一方的で画一的な教え方」ということを彼に詳しく聞いたところ、「働いている塾の指導方針に沿って、マニュアル通り指導をする」ことみたいです。前回の記事に書いてあった「教え方が不自由」ということと同じですね。

まとめ

いかがでしたか?「天才型」にも関わらず、それを理解したうえで、生徒に対して真摯に向き合おうとしている姿が素敵でした。次回からもリアリティが伝わるコンテンツを紹介していきますので、よろしくお願いします。

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