塾講師バイトって実際のところ、本当に大変なのかどうかを実際に事例を紹介して検証してみたいと思います。紹介するのは
- 「精神面」
- 「体力面」
- 「働く環境面」
の3つについて、1つずつ紹介していきます。今回は「精神面」についてまとめていきます。さて、みなさんは新しいバイトを探していたり、他にいいバイトがないか気になっている日が多いと思います。塾講師のバイトをする人は「最初から塾講師」という傾向が高いです。飲食やアパレルなどの業界から塾講師になるという人は私の周りにはほとんどいませんでした。つまり、
- 塾講師1本でやっている
- 塾講師+派遣や掛け持ちのバイト
という2つのパターンがあります。そのため、このサイトを見ているということは、教育業界に対してまだイメージがつかない人が多いと思います。そんな人にも伝わるように細かくお伝えしていきますので、よろしくお願いします。
目次
真面目な人ほど精神的につらい!自分を追い込み過ぎないように
塾講師の大変なことは何でしょうか。それは、「教え子である生徒の成績が上がらないこと」や「受験に失敗してしまったこと」だと言えます。
自分でコントロールできないことの大変さ
なぜならば、自分でなんとかできることではないからです。もちろん、入試までの時間を共に過ごし、勉強のサポートを行い、自分にことのように面倒をみます。しかし、入試本番で戦うのは自分ではないのです。入試に必ずはありません。模試ではずっとA判定が出ていたとしても、本番で失敗してしまえば関係がないのです。入試に運はつきものです。生徒のコンディション、会場までの交通機関の影響、入試の問題傾向の変化、隣の席の人からの妨害など、自分ではどうしようもない要素がたくさんあります。
とは言え、コントロールできる部分は存在する
そのため、生徒の定期テストや入試が上手くいかなかった場合、究極の考え方として「自分は悪くない」と思うことも必要です。そうするためにも、普段の指導や授業を全力投球していることが必要でしょう。「あそこまでやったのだから、仕方ない」と言い切れるまでやりきる力が必要です。
クレーム対応は心が病む!塾側との連携を上手くとろう
外部要因として大変になることは「保護者からのクレーム対応」が挙げられます。学習塾に通う保護者には2つのパターンがあります。
- 過保護すぎて、子供の勉強状態を常に管理したい親(パターン1)
- 基本的に放任主義、受験前などの節目にしか関わらない(パターン2)
という2つの分類ができます。
過保護な親からのクレームとは?
パターン1の過保護な保護者からは、どのようなクレームがあるでしょうか。具体例を挙げていきます。
- 子供の成績が一向に上がらない
- 先生の対応が悪くて、通塾日を間違えてしまった
- 風邪を引いてしまったから、急遽、今日のコマを変更してほしい
など、想像通りのクレーム対応が多いです。
指導の仕方に口出しされる場合も
中には、メールで「この勉強を何時間させて、来週のテストで90点以上とるために、学校から配布されたプリントを必ず勉強させて下さい。」というような連絡をしてくる親もいます。受験の全力で力を注いでいる保護者は非常に熱量があります。
塾との連携を上手くとろう
対応策として、「塾の運営者や責任者と細かいコンタクトや指示を仰ぐ」ということをあげておきます。なぜならば、この対策をしなければ、担当塾講師であるあなたにしか責任の所在がないからです。責任の所在を必ず「塾側」にも、もってもらわなければなりません。バイトである塾講師だけでは責任はとれないのです。
自分が責められないためにも
また、時に「塾側から責められる」ことも十分に考えられます。例えば、100人規模で生徒を管理している教室があるとしましょう。その場合、教室長や責任者は実際のところ、生徒1人ひとりの細かい部分までチェックしきることはできません。そのため、講師が自己判断でやってしまったことを「塾側はそんな指示を出していない」というように責められてしまう可能性は十分にあるのです。
まとめ
いかがでしたか?どんなバイトにも精神的につらいことは必ずあります。塾講師における精神的なつらさは、対処法を事前に実行しておけば、防げるものばかりです。次回は、「体力面」で大変な場面を解説していきたいと思います。
参考リンク
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