こんにちは。今回は、「塾講師バイトをやめたくなったらどうすればいい?」というブルーな内容です。バイトで働き始めた当初は「辞めたい日が来る」なんて夢にも思ってなかったと思います。また、「生徒や塾に申し訳ない」という責任感で辞めづらいと感じる方も多いでしょう。しかし、実際に働いてみると思ってもなかった大変な業務やサービス残業、給料が少ないなどと感じて、やめたいと悩む人は多くいます。
目次
みんなやめたくなるタイミングはいつ?
第1位:研修中
研修期間中は、正直言ってダルいです。現在は、多少進んでいる学習塾であれば、パソコンで動画を見る研修が主流でしょう。そうでない場合は、社員さんからの少人数教室で講義形式の研修が多いです。どちらにしろ、インプットがメインなのには変わりありません。
第2位:7〜9月(夏休み前後)
多くの人が辞めたいと思うタイミングとして多いのが研修が終了し、「多くの責任を負うようになってくる時期」でしょう。つまり、働き始めて1〜2ヶ月経った頃だと思います。時期で言えば、夏休みの前後だと言えます。
第3位:3月
この時期に辞める人が多くなる理由は2つです。
- 1年の区切りが終わって、担当していた生徒が卒業する
- 自分も学年が上がるにあたって、正当な辞める理由を見つけやすくなる
つまり、1番スムーズに辞めることができる時期だと言えるでしょう。
まずは辞めたい理由を明確にしよう
「やめたい」という気持ちが出てきたなら、まずは「なぜやめたいのか」その理由を自問自答して明確化、言語化させましょう。辞めたい理由をはっきりさせることで、自分の今の憂鬱な気持ちやもやもやした気持ちの原因が分かります。
例えば、塾講師のバイトは、多くの場合、授業のコマ単位で給料が支払われます。授業準備や日報を書くなどの業務には、これらが義務となっているにもかかわらず、給料が支払われないケースが多いです。つまり、残業ですね。
そのため、求人広告等に記載されている時給に比べ、実際は時給がもっと低い、ということが多くあります。この話は前回の記事でまとめましたね。
さて、上記は1つの例として、他にもたくさん理由あるでしょう。辞めたい理由は、下記のどれかにあてはまるのではないでしょうか。
働く環境の悩み
- もっとまとまったお金が欲しい
- 授業時間以外に拘束される時間が多く、自分のライフスタイルに合わない
- シフトの希望が通らず、一方的に決められる
スキルの悩み
- 生徒の成績が思うように伸びない
- 生徒とのコミュニケーションが取りづらい
- 受け持っていた生徒を合格させることができなかった
さて、辞めたい原因が分かりました。次は、その原因に対して対策をとっていきましょう。
辞める前にまずは相談
原因が分かった後は、まずは一人で悩まず、塾講師をしている友人・仲間・教室の責任者に相談してみましょう。理想的には、始めから教室の責任者に相談したいところですが、なかなか難しいかもしれません。そんなときは、まずは同僚に相談してみるのがオススメです。
塾長や社員などの管理職だけでなく、先輩講師や同僚とも悩みやノウハウを共有することで、ストレスも軽減されますし、問題解決もスピードアップします。自分の貴重な時間を無駄にしないためにも、悩みはどんどん相談し、解決を図っていくべきです。
また、実は相談してみたら意外とすんなり解決できるかもしれません。自分では「大きな悩み」と思っていることでも、傍から見た時には「小さい悩み」だったということもよくあるのです。
それでもダメならやめよう
相談の結果、解決案が見つからない。もうどうしようもない。という状態になってやっと「辞める」という選択肢を取リましょう。もちろん、採用試験を受けたり、スーツをクリーニングに出したりして、時間やお金というコストをかけてきたと思います。
しかし、「見切り千両、損切り万両」という言葉があるように、「せっかくやめたらもったいない」や「生徒や塾に申し訳ない」という気持ちはすぐに捨ててしまいましょう。無理は禁物です。あなたの体調や心を1番に考えて下さい。
辞める前から次に職場を探し始めよう
辞めると決めたら、すぐに行動しましょう。何を行動すればいいかというと、「次の職場を見つける」ことです。当たり前ですね。塾講師をやめた後、次の職場を見つけ、働き始めるまでに早くて2週間、長くて1ヶ月はかかるという計算をたててください。
目の前の事実で精一杯になってしまうかもしれませんが、その先の行動にも目を向けて下さい。なお、辞めた後も前の職場の同僚と仲良くしておくためにも、いざこざを起こさないでおきましょう。
まとめ
いかがでしたか。辞めるというブルーな内容でしたが、地道に1つずつ行動をとっていくことが大切ですね。
参考リンク
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