本日は、初めて塾講師のバイトをする人が注意すべき2つのポイントについて解説します。塾講師のアルバイトをする人全員が通る道なので、確り抑えておきましょう。論点は2つです。
- 「未経験の人が注意するポイント」
- 「いつ頃、指導力がつくのか?」
目次
塾講師バイト未経験の人が注意する2つのポイント
これについては、以下の2点に尽きます。
①指導準備を疎かにしないこと。
まず、塾講師のバイトを志すのであれば、始めたての頃の指導準備の時間は、授業時間の3倍は取ることを意識しておいたほうが良いです。指導準備が疎かになると、まず生徒が感づきます。(ママ、先生の授業サッパリ分からないんだけど みたいな)。そうなった場合、保護者は即刻で塾に問い合わせします。その時、塾側から抜き打ちで授業観察に来たりして、アウトであると最悪、担当から外されます。
バイトを始めてから6ヶ月ぐらいの間、真面目に授業準備をしていると、少しぐらい手を抜いても良いなという感覚になります。未経験の人ほど、この傾向があります。そして、そういう時に上記の事態は起こるのです。ちなみに僕も1回だけ、本件で叱られたことがあります。そこそこ授業がうまく行っていた、1年目の秋口の話です。つまり、講師は経験に問わず、常に最善を尽くした状態で授業をしなくてはなりません。そしてそれは、授業準備を入念にすることに他ならないのです。
未経験者が授業を準備するときの2つのコツ
さて、授業準備について少しだけ述べておきます。ポイントは2つです。
- 板書する事項をノートに一言一句書く →私の経験から言うと、A4ノート1ページを黒板に見立てて全て書きました。
- 自分ひとりで授業をイメージトレーニングする →人に振るタイミング、喋る内容、身振り手振り、本番を想定して練習することをオススメします。
少し厳しいことを書きましたが、これが出来ないならば塾講師のバイトをするべきではありません。塾講師は、例えバイトであっても、生徒の進路を任されています。コンビニのレジや、山崎パンのイチゴ乗せ係とは責任感が別格です。そこを忘れないでください。貴方の担当する生徒は、貴方だけが頼りなのですから。
②先輩の確認をとること。
塾講師に限った話ではないのですが、未経験の人が自己流でやると事故ります。これだけは断言しておきます。そこでの対応策は、先輩の確認を取ることです。判断が必要な場合は先輩の確認を取る。最初は面倒だと思うかもしれませんが、半年も経てば自分で判断できます。汚い話ですが、それで怒られた場合、「●●さんから、こうするように言われました~」で、貴方の罪は許されます。
「いつ頃指導力が備わるのか」
まったくの未経験者であれば、少なくとも1年は必要です。1年通して、やっと慣れができてくるものです(経験談)。未経験の人の心構えは、生徒からきた質問で、分からないところがあったら、ごまかさずに他の先生に聞きにいきましょう。業務で分からないことがあったら、積極的に他の先生や運営側の人に質問しましょう。聞くのが嫌だなと思っている読者もいるかもしれませんが、ご安心ください。聞かれる側は、慣れっこですし、むしろ聞かれないほうが心配されます。迷わずに聞きましょう。
変化が現れる日が突然訪れる
これを半年近く続けているうちに、貴方の中で何かが変わります。そして未経験だったあなたが、周りからの評価も高くなります。これだけは断言しておきます。
まとめ
以上がポイントです。塾講師のバイトは、プロフェッショナル意識が求められる唯一のバイトです。入門時は厳しいことがあるかもしれませんが、必ずや自分の養分となります。本日のポイントを抑えて、素晴らしい講師になってくれることを祈ります。塾講師の経験は、社会に出てからも大きな武器になることをお約束したいと思います。
参考リンク
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