本日のテーマは、「英語のみ1科目だけを受け持つことは可能なのか」と言うことについてお伝えします。文系だったり、英語が得意なため、その強みを生かしたバイトを探しているための記事です。塾講師のバイトの面接、「英語だけ受け持ちます」というのは、マイナスになるのではないかと不安になりますよね。先に答えを述べると「可能」です。マイナスにもなりません。
ただし、注意点があります。そのような方々のために、ソリューションと注意点を記載しておきます。論点は2つです。
- 「 採用試験の時に、担当指導科目を「英語」と伝えれば問題なし」
- 「英語を教えることのメリット」
目次
採用試験の時に「英語だけ教えたい!」と伝えればOK
上記のとおりです。英語のみを担当しますと言えば、全く問題ありません。そして、それがマイナス要因になって落ちるということもほとんどありません。
塾講師のバイトの面接では、「数学のみ教えます」と言って合格しました友人の講師がいます。彼の場合は、2年目の時に時間的に余裕があったので、そのタイミングで担当教科を増やしました。なので、読者の皆さんが「英語のみやります」と言っても、何らマイナスになることはありません。
面接で「英語のみ」を伝える時のコツ
ただし、実際に働く直前ではなく、面接の段階で必ず言いましょう。いざ採用後になってから言うと、塾側にも迷惑がかかります。加えて、面接時に「英語だけじゃなくて、国語も教えてあげてくれない?」の様に他の仕事を任されるように依頼される可能性があるので、想定しておきましょう。
解答の一例は「今は大学との両立もあり、時間的に余裕が無いので、英語だけでお願いします。仕事に慣れてきたら、時間的にも余裕が出てくると思うので、挑戦させてください。」です。これを言っておくことで、嘘をつく必要もありません。
英語を教えることの4つのメリット
これは、大きく4つあります。
①1教科に特化できるので、指導回数をこなしていけば、事前準備が必要ではなくなる
英語だけに限った話ではないのですが、1科目のみ担当であれば、事前準備に十分な時間を掛けられ、質の高い授業ができます。それを1年弱ずっと繰り返していけば、「こう教えれば良いんだ」といった部分が感覚で分かるようになります。これは準備時間の短縮化に繋がります。
さらに、経験を重ねる(1年間分のカリキュラムを教える)と、授業用ノートが1学年分出来上がっています。その場合、来期も同じ学年を教える際の準備時間は、その前の年度の半分で済むでしょう。
②自分のTOEICなどの英語の練習になる
私もTOEICを受けたことがありますが、TOEICの文法は、せいぜい中学3年~高校2年位のレベルで、リスニングも半分ぐらいは高校レベルです。それで大切なことは、英語を全く離れてしまった社会人から再スタートするとなると、恐ろしく困難なレベルになっているという事です。塾で英語を教えるということは、ご自身のTOEICの準備にもなるのでオススメです。
③英語は教えやすい教科である
(受験)英語は、文法を始めとし、かなり明確にロジックが通っています。長文読解も同様で、正解を導くロジックはしっかりとしているものです。良くも悪くも、感覚や感性で解く問題はほとんどありません。これは指導する際に、ロジックを再現してあげればいいだけなので、教えやすいです。ただし、単語を始めとし暗記は必要で、根気良さも必要なので、生徒のモチベーション向上にも努めてあげてください。
④受験生の90%が英語を使うため、ニーズが高い!
本屋の参考書売り場に行って見てください。英語の参考書が、他の教科に比べて最も多く存在します。これは、英語が難しいからではありません。英語を勉強する人が多い(受験生の90%は英語を受験する)ので、その需要に応える為に様々な英語の参考書があるのです。
英語の受験者数は93.9%!
2016年度 全受験生 563,768人
英語の受験者数 529,688人
大学入試センターより引用(http://www.dnc.ac.jp/data/suii/suii.html)
大学入試センターの情報を計算してみると、受験生全体の93.9%が英語を受験していることになります。これを塾に置き換えてみましょう。顧客の94%は英語を受講します。実際に、ほとんどの生徒が英語は受講しています。そのため、非常にニーズが高い人材になれると言えます。
まとめ
以上が英語を教えるメリットです。皆さんが英語の塾講師として、ご活躍してくれることを祈っております。
参考リンク
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