塾講師バイトの面接を控え、志望動機をどう書けばいいのか悩んでいませんか?もしくは、なんとなく塾講師をしたいなと思ってるけど、明確に言語化をしてないという状況ではないですか?今回は、理由がある人とない人のどちらのパターンでも、自分だけの志望動機が作れるポイントをお伝えしていこうと思います。
すでに「すでに理由あって、結構ガチで塾講師になりたい人」も、「お金や待遇などの面から、なんとなく塾講師になりたい人」もいるはずです。どちらのパターンであっても受かる志望動機を書くためのポイントがあるのです。今回は、塾講師バイトの志望動機の書き方を伝授します。
目次
”なぜ”塾講師がしたいのかを答えられるように
当然ですが、志望動機であるからには、「なぜ塾講師になりたいのか」を伝える必要があります。「これこれこういう理由で塾講師になりたい」ということまずは簡潔に書くようにします。
- 「家から近かったから」
- 「給料がいいから」
では、なぜ塾講師になりたいのかがわかりません。
- 「家から近いバイトがいいなら、近所のコンビニでもいいのでは?」
- 「給料目当てなら、パチンコ屋のバイトなど他の高時給のバイトでもいいのでは?」
と、塾講師になりたいという気持を疑われてしまいます。仮に心のなかで思っていても、志望動機には書かない・面接でも言わないようにしましょう。沈黙は金ですから。
絶対受かるポイントは「自分しか経験していないリアリティのあること」
受かるための志望動機は、オリジナリティとリアリティを追求していかなくてはなりません。これはどういうことかというと「志望理由の書き方マニュアル」のような例文をトレースするような志望動機では面接官の心に響かない、つまり、受かりにくいということです。
オリジナリティやリアリティを出すには?
自分の経験を書くことが一番です。「どんなことを経験し、どう思ったのか」を志望理由につなげることができれば、あなただけの志望動機にすることができます。それでは、「既に理由がある人」と「まだ理由が決まってない人」の2つに分けて話ていきたいと思います。
理由がある人は「自分の志望動機に”リアリティ”をつけくわえよう」
先生になりたい、学生時代にあこがれた、人にものごとを教えてみたい…など既に理由がある人は「たしかにそれって、あなたしか思わないリアリティのある動機だよね」と相手に納得してもらえるまで深掘りしましょう。深堀するポイントは、「なんで?」と「具体的には?」の2つを自分自身に問いかければOKです。具体例をあげてみましょう。
- 「友達同士で勉強をしていて、教えてあげることで自分も友達も理解が深まった、テストで高得点がとれたと友達が喜んでくれたのが嬉しかった。私も今度は、逆に立場で生徒に向き合っていきたい。」
- 「学生時代に勉強についていけなかったところを塾の先生がフォローしてくれたおかげで苦手科目を克服し希望の大学に合格できた。その喜びを私も伝えていきたい。」
など、すでにある志望理由に自分が実際に体験したエピソードを添えるだけでぐんとリアリティが増します。
理由がない人は「これから頑張りたいこと」を説明すれば大丈夫
お金や待遇面がいいから塾講師になりたいと考えている人は、志望動機を書くのに不安があるかもしれません。そのまま素直に待遇面が良いということを志望動機にしても受からない可能性が高いです。
この場合は、塾講師のバイトを通して「これからどんな能力をつけたいか」に重点をおいて志望動機をつくっていくとよいでしょう。塾講師のバイトを通して身につけることのできる能力は、
- 人にものごとを伝える力
- 人の話を引き出す力
- コミュニケーション能力
- 対人能力
- プレゼン能力
- リーダーシップ能力
などです。これらの能力を「なぜ」身につけたいのかをしっかりと書くようにしましょう。そうすることで説得力が増し、本当にそう思っているのだというリアリティを出すことができます。たとえば、将来、一般企業で就職する予定の人であれば
- 年上と年下の色々な歳の中で、うまくやっていきながら人をマネジメントする能力を身につけたい
- 仕事やサークルでリーダー的な立場になったとき、いろいろなタイプの人をまとめて教え導けるような指導力を身につけたい
- 社会において相手のニーズを、正確に聞き取るためのコミュニケーション能力を養いたい
という理由でもいいでしょう。
まとめ
「リアリティ」というポイントを抑えるだけで、立派な志望動機の完成です。ネットに書いてある志望動機をそのままコピペしても、面接官にはバレてしまうので、気をつけてくださいね。
参考リンク
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