家庭教師のバイトを始めるにあたって最も気になるものの1つが「学歴」だと思います。実際に、家庭教師のバイトは高学歴じゃなくても大丈夫なのでしょうか。それでは、家庭教師と学歴がどのような関係性なのか実際に説明していきます。
目次
2つパターンのうちのどちらか?
実際の募集要項を見ると、大学出身者が条件になっていても、偏差値に関しては時に明記していないところが多いです。しかし、実質的には、家庭教師の派遣会社は、学力や学歴によって募集要項が異なります。家庭教師の種類は、大きく分けて2パターンです。
- 「頭が良すぎて、集団授業では物足りない」
- 「色々あって集団授業に参加できない」
というパターンです。99%は後者です。実際に登録する際は、その会社が「どういうスタイル」を確かめる必要があります。
目的によって学歴が重要になる
家庭教師会社によっては、勉強が苦手な小中学生を対象に教える「補習指導型」会社と、高校・大学受験対策に特化した「進学指導型」会社の2つのタイプがあります。
進学指導型は学歴が重要
後者の受験対策の会社であれば、「高学歴・高学力」であることが必須になります。例えば、国立大学や早稲田や慶応、MARCHなどの難関私立大学であれば、この会社に登録できます。ただし、受験対策に特化した会社はそれほど多くありません。全体の1割程度の規模感です。
補修指導方は、誰にでもチャンスはある
一方で、勉強が苦手な学生を対象にした会社は、特に学歴や学力は問わず、やる気と適正があればだれでも登録できます。普通の大学在籍もしくは卒業者であれば、入試に合格できるような学力はあるはずなので、問題なく登録できます。もちろん、応募条件に高卒以上と書いてあれば、大学生のほかに短大生や専門学校生でも、家庭教師のバイトが始められます。
学歴がよくても教えられることが大事
家庭教師のバイトは、高学歴じゃなくてもできます。しかし、学歴や学力がいいだけでは家庭教師の仕事はできません。学生に勉強を教えるわけなので、わかりやすく教える技術がなくてはなりません。
高学歴でも教え方が悪ければ、意味ない
事前に研修がありますが、研修で身につけたことだけではうまく教えられません。相手が理解できるように工夫することが大事です。指導力をあげるためのコンテンツはこちらです。合わせてみてくださいね。
まとめ
さて、今回の記事をまとめると、家庭教師には2タイプあり、学歴が重要なものとそうではないものに別れます。進学型の家庭教師は学歴が重要であり、補習型の家庭教師はそこまで重要ではないという内容でした。前回の塾講師と学歴の関係生についても同じことが言えますので、そちらも合わせてみてみてくださいね。