塾講師バイトは本当に大変なのかどうかを実際に事例を紹介して検証してみたいと思います。
紹介するのは下記の3点です。
- 「精神面」
- 「体力面」
- 「働く環境面」
今回は「体力面」についてまとめていきます。
目次
塾講師のバイトで体力的に大変な場面はあるの?
答えは「ある」です。体力を使う仕事と言えば、真っ先に思い浮かぶのが「飲食業」でのバイトなのではないでしょうか。もちろん、それは間違っていません。ホールやキッチンは、バイト中はずっと立ちっぱなしのところが多いでしょうし、物を運んだり、お客様の注文を受けるために常に目配りをしなければなりません。
しかし、塾講師のバイトも違った角度で、体力的に大変な部分があるのです。今回は、どこの学習塾に行っても起こりうる可能性のある3つの事例を紹介していきたいと思います。
連続した授業時間をこなすのは「脳」と「喉」が疲れる!
これが極端に現れた事例を1つ紹介します。当時、個別指導塾で、私の先輩であった文系の塾講師の先輩が、14~21時の7時間を連続で指導を行いました。途中、前倒しもあったため、休憩も5分ほどしかとれませんでした。彼は私に「ウイダーを買ってきてくれる?ちょっと体力の消耗が激しくて…」と辛そうに言いました。翌日は、彼は次の日も14~21時で勤務があったのですが、頭痛と咳が酷い風邪をひいて、休みをとりました。
1日に詰め込む日は要注意
塾講師のバイトは、多くの場合、「コマ」で時給が支払われます。つまり、「実際に生徒に教えてる時間」に対して給料を支払うことになります。そのため、1日に多くのコマをぎゅっと入れて、できるだけまとまった日に働きたいと考えている人は、フルに脳と喉を使うため、注意しなければなりません。
じゃあどうすればいいの?
シンプルに「休憩時間を確保する」ことが必要です。そのためには、指導時間中に「時間内に終わるためには、どのように教えればいいのか」を常に考えることが必要です。時間内に生徒の質問や疑問を解決する能力を身につけることの1つのスキルだと言えます。
ムダなことは伝えない
これを鍛えるには「どこまで伝えなくていいか」を考え、無駄な時間を削らなければなりません。生徒が質問した事に対して、完全に理解したのにも関わらず、補足としてだらだら話すことは必要ないんですね。
時間外労働は今でも残っている!サービス残業は回避せよ!
数年前、塾講師バイトで、
- 「週に1回の会議がある」
- 「授業準備は個人的にやらなければならない」
などのサービス残業が酷いことが問題提起されました。実際に、大学のラウンジで休んでいたところ、某国営放送局から「サービス残業についての取材」を受けたことがあります。幸い、私はサービス残業がある学習塾を辞めていた頃だったので、テレビに出ることはありませんでした。しかし、テレビに出ている同級生を見ると
- 「強制的にやらされる」
- 「サービス残業は当たり前という空気感がある」
ということみたいです。
じゃあどうすればいいの?
「サービス残業は断れ!」…と言いたいところですが、全員がハッキリと物申すことは難しいですよね。そのため、給料が出る時間に、諸々の作業を終わらせることが得策です。そうするためには「スキマ時間を活用する」ことが大切です。
スキマ時間を活用するとは?
受験生の時に、電車移動などのスキマ時間に英単語を覚えた経験はありませんか?それを塾講師にも当てはめてみるのです。例えば、スキマ時間とはどのようなタイミングで出てくるでしょうか。
- 指導時間中に問題を解いてもらっている時
- 生徒が遅刻して、待っている時間
- 早めに授業が終わって空いた時間
- 少し長めの休憩時間の時
塾講師でバイトするにあたって「マルチタスクをこなすスキル」は自分を楽にします。これは、訓練をして経験を積んで、自分のこなせる技量を増やしていくしかありません。
やろうという心がけ、習慣が大切
そこで大切なのは「常にマルチでタスクをこなそうという気持ち」です。何か他にできることはないか、早めに終わらせておくことはないかという要領の良さを磨いて行きましょう。
まとめ
いかがでしたか?塾講師も体力的に大変な場面がありました。しかし、対処は存在します。そのうえ、あなた自身を成長させることができる環境であることには間違いないです。
私は長い間、学習塾でバイトして、非常に有意義でした。就職活動や初対面の人などの対人関係に必要なスキルを学べたと思います。みなさんも、ぜひバイトであなたにしかできないスキルを身につけてくださいね。
参考リンク
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