今回は、コミュニケーションがニガテだけど塾講師のバイトを経験してみたいと思って人に向けた記事です。塾講師のバイトがしたいと思っていても、
- 「話すのが得意でない」
- 「おもしろいことを言えない」
などコミュニケーション能力に自信がなくて踏み出せない方もいるでしょう。たしかに、塾講師のバイトにもコミュニケーション能力は不可欠ですが、ペラペラ話す必要もおもしろいことを言う必要もありません。塾講師のバイトに求められるコミュニケーション能力とはどのようなものなのか、コミュ障でも塾講師のバイトを立派に勤め上げることのできる方法をお伝えします。
生徒の性格が十人十色なのと同じように、塾講師だって様々な性格の先生がいてよいのです。ですから、無理をして自分から積極的に話す必要も、ウケを狙ったおもしろい話を連発する必要もありません。自然体でよいのです。
目次
大切なのは「聞く力」
自然体でよいといっても、コミュニケーション能力が全く必要ないわけではありません。「聞く力」が非常に大切です。自分の言いたいことを言うことがコミュニケーション能力ではないということです。生徒は機械やモノではありません。感情や気持ちを持った人間である以上、その部分を大切にしていかなければ生徒との信頼関係が築けず授業もスムーズに進まなくなります。つまり、「人対人」としての関係を築かなくてはなりません。
生徒が何を考え、物事をどう受け止めているのか、聞くことによって引き出して受け止める必要があります。話すだけがコミュニケーション能力ではないことを覚えておくと、コミュ障だから…と尻込みする気持も吹き飛ぶはずです。
コミュ障でも訓練できる3つの練習方法
ただ、何もせずに聞く力が身につくわけではありません。目も合わせてくれない、話しても無反応、何か言っても「ふーん」で終わってしまう…そんな塾講師に自分のことを話したいと思うでしょうか?ある程度、「聞き上手」にならなくては生徒が自分の気持ちや考えを話したいと思えなくなってしまいます。コミュ障を自覚している方の中には、人と目線を合わせるのが怖い、会話が続かないなどで日頃から悩んでいる方もいるかもしれません。
そういった方は、普段の生活から気をつけて「聞き上手」になるための練習をしてみましょう。いきなり、初対面の人で練習するのはハードルが高いですので、家族や友達と話をする時、職場の人と話をする時などの身近な人で練習してみるとよいでしょう。
同性は平気でも、異性になると急にあがってしまう方もいるので、同性・異性の両方で練習するのがおすすめです。さて、具体的に3つの訓練方法をご紹介していきます。
①相手の目をみて話す、聞く
相手の目を見て話してみましょう。相手の目を見ることで、自分が話に入るタイミングをはかれます。目をそらしながら話す癖がある人はどこか自分よがりな人が多く感じませんか?そうすると、人は話しづらいものです。まずは少しずつ、途中で目をそらしても良いので、心がけるようにしてみましょう。どうしても難しい場合は、相手の鼻を見てみましょう。鼻を見れば、話し相手は「自分のことをしっかりみてくれているな」と感じます。
②相手の話に対して、頷く
相手の話に対して頷いてみましょう。相手の話に頷くことで、相手は話を聞いてくれているということを自覚します。そのことにより、相手が話しやすい環境を作り、より話を引き出すことが出来ます。まずは、「うん、うん」と声に出して頷くことから始めてみましょう。
③オウム返しをする
相手の話をオウム返ししてみましょう。オウム返しとは、相手の言葉をそのままそっくり返すことです。たとえば、
- 「私は、医者になりたいんです」と言われたとしたら、「なるほど、医者になりたいんだね」と返し、
- 「そのために数学を頑張ろうと思っているんです」と言われたら、「そうだね、数学を頑張ることは良いことだね」と返します。
そのことにより、相手は肯定されている、味方だと考えるようになり、話がどんどん続くのです。
まとめ
この3つの練習方法を取り入れると、聞く力がぐんと伸び、コミュ障が改善されます。
ぜひ、普段の生活から気をつけて取り入れて下さいね。
もっと踏み込んだコミュニケーション能力を上げる方法については、こちらの記事をみてください。
参考リンク
オススメの塾講師応募サイトはこちら