こんにちは。今回は、塾講師のバイトを探している人のための知っておくべき5つのことをまとめました。塾講師バイトとして採用される前に
- 「どのような業界」
- 「どのような構造」
を知っておくことは非常に大切です。今後、どのような点に気をつけてバイトを探していけばいいのかが分かるからです。
目次
塾講師バイトの採用率は?
シーズンにもよりますが、通常時ですと採用率はおよそ50%、つまり10人採用試験を受けると5人採用される計算です。シーズンによる、というのは、塾にも繁忙期と閑散期があります。
繁忙期
主に特別講習が開講されるシーズン、
- 春期(3月下旬~4月上旬)
- 夏期(7月下旬~8月)
- 冬期(12月下旬~1月上旬)
はいずれも繁忙期です。特に最も入塾者が増える春期は、夏期講習も控えているため、大量採用がなされるので、採用率はぐっと上がるでしょう。およそ90%です。
閑散期
しかし、夏期講習が終わり、講師の体制が整っている秋期シーズンの採用は多くはなく、採用率も30%ほどです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
コネ採用は存在する
そして、塾業界として慣習として当たり前に行われているのが、コネによる採用です。コネというと響きが悪いですが、大まかには自分が学生時代に通っていた塾に勤めるといったものです。塾の雰囲気や、指導スタイルも理解していますし、学生側から見た目線も経験しているため、経営者にとって採用しやすいという利点があります。この場合は自分の通っていた塾の教室長、あるいは塾長にアルバイトの募集があるかどうか直接、連絡してみるとよいでしょう。
採用される学歴のレベルは?
多くの方が、自分の学歴では採用されないのではないか…と不安視されているようですが、実際は、採用と学歴との関係はあまり大きくはありません。いわゆるFラン大学だとしてもある3つの要素があれば採用されます。
それは
- 「責任感」
- 「指導力」
- 「コミュニケーション能力」
の3つです。これに関しては別の記事でまとめましたのでご確認ください。
ただし、学歴が高いと生徒からの信頼を得やすい、担当できる生徒の幅が広がるなどのメリットもたくさんあるので、採用とは大きな関係はありませんが、高い学歴を持っているに越したことはありません。特に、初対面の中高生は学歴で講師の質を判断するので、いわゆるFラン大学だと軽くあしらわれることも少なからずあります。しかし、指導力があれば授業を行っていく中で評価を覆すことも出来るので、あとは講師の努力次第と言えるでしょう。
採用試験のレベルは?
採用試験は自分の教える教科に加えて、英語や国語などの一般教科、そして一般常識の場合がほとんどです。レベルは大手進学塾だとセンター試験レベルの問題が多いようですが、個別指導塾などは、高校受験問題より少し難しいレベルの問題が多いようです。それに加えて、一般常識レベルの漢字問題や時事問題が出されるケースもあります。大学受験を取り扱わない塾もあるので、その場合は高校受験程度の問題が出されるようです。集団指導を任される場合だと、模擬授業が試験となる場合もあるので、応募要項によく目を通しておきましょう。つまり、大まかに言うと「文系か理系か」と「一般常識」です。
採用試験はどこで行われるの?
ほとんどの場合は、採用試験を受ける塾の空き教室で行われます。ただし、大手進学塾や全国展開の塾は、会場に集めて、一斉に採用試験を行う場合もあります。この場合は、各都道府県の中心地区やターミナル駅がある地区で行われる場合が多いようです。詳しくはこちらの記事をご確認ください。
採用の応募連絡はどこからするの?
採用試験の連絡は、個人経営の塾と大手塾の場合に分けられます。どちらの場合でもまずは求人サイトや塾講師募集サイトに掲載されていればそこから連絡されます。
大手塾の場合
大手塾の場合は、その塾のホームページから応募する、あるいはその塾の自分が勤めたい教室のページから応募するのが一般的です。
個人塾の場合
他には、個人塾の場合は、塾のホームページから直接問い合わせるパターンが多いです。求人サイトに掲載すると、費用がかかるからです。地域密着型の塾の場合は、このような連絡方法が一般的です。
まとめ
面接当日に向けた注意するポイントはこちらの記事をご確認ください。
参考リンク
オススメの塾講師応募サイトはこちら